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度を超した価格競争は、顧客の側も望んでいない

2010.10.21

今朝の日経新聞に、ガソリンスタンドの店舗が激減しているという記事が載っていました。

都心部などにも、GSのない空白地帯ができ、10数キロ以上走らないと給油できない状態になっている、とのことでした。

 

原因は、度を超した価格競争

確かに、モノやサービスを購入するとき、高いよりは安い方が生活者としてはうれしいのですが、それが行き過ぎて、生活必需品であるガソリンがかなりの距離を走らないと入手できないのでは、本末転倒なのではないでしょうか?

「牛丼戦争」で、昼食が、250円とか280円とか(*_*)

これで、本当においしくて ”身体によい” ものを食することが出来るのでしょうか????

私には、考えられません!

こういうことで、産地偽装や混ぜモノやら起こったりするのではないのだろうかと心配になります。

 

競争は大事ですが、何事も”行き過ぎ””やり過ぎ”は、よくありません。

自分で自分の首を絞めるような「値下げ戦争」から、各企業が抜け出して欲しいと思います。

顧客の側も、つぶれるまでの「値下げ」を望んでいるとは思えません。

同質化の中で、知恵を絞らず、価格を下げて客を引っこ抜こうという戦略は破綻が先に見えています。

高くしてボロ儲けしようなんてことは論外ですが、企業や商店が存続するために必要な「利益」は絶対に必要なのです。

そういうことをしっかり伝える「覚悟」が必要な時代になっていると痛感します。

 

他さまとの「差」を強調して、それを伝え共感していただく。

そのためにも、いろんな「覚悟」が必要なのかと 。。。。

 

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