人生って愉しいよね
あるエッセイを読みました。
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都内でタクシーに乗った30代くらいの男性が運転手に、「まっすぐ行ってください」と。
しばらく走って運転手が不安になり「どちらへ行かれますか?」と問いかける。
すると、その乗客は「う~ん、目的地があった方がイイですよね」「じゃあ、運転手さんの好きなところを30分ほど走って、30分経ったら元の場所に戻ってください」と告げ、その乗客は心地よさそうに窓の外の景色を眺めていた。
(早川克美さんという方の「アネモメトリ『風の手帖』」の”目的のない旅”より)
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そんな内容でした。
これって面白い行動ですよね。
横丁の靴や的には、ぜひ真似してみたいものでした。
一種のミニトリップ(小さな旅)ですよね。
小さな秋みつけた(^_^)v 軽井沢にて
知らないところを移動しながら、その景色に目をやる。
それによって日常とは少し切り離されたような「感情」が生まれ、非日常的な境地に入り込んだのかなと思いました。
そんな感情のインプットによって、日々の生活の澱のようなものが洗い流されるのではないかと、その早川さんも書いておられました。
まったく同感ですね。
よく「酔狂」とか「変人」とか言われる人たちの頭の中って、こうしたチェンジするチカラが強いのではないかと思うのです。
横丁の靴やもそうした傾向の強い人間ですから、自分の行動の「なぜ」を垣間見たような気がしたのです。
なにか、この頃妙におもしろくなってきている感を持っています。
先日、名古屋での昼食。こんなものにもワクワクを感じます。
自分らしく大らかに生きたいように生きていければ、それが最高のしあわせかなって思っています。
今 ひとりひとりの「ものさし」 が大事になってきている。そんな気がしています。
さあ、今日もお客さまとともに愉しみたいものです。。