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私たちのお仕事

2013.01.27

昨日のことです。

シエスタ(昼食休憩)を終えて、営業再開して最初のお客さま。

当店では、入ってこられても、最初に「こんにちは(*^_^*)」ってお声がけはしますが、お側には行きません。

自分たちの仕事をしながら、ご様子は窺っています。

そのお客さまは、はじめは普通の靴屋さん??でされるように、靴をひっくり返して「サイズ」を見たりされています。

でも、うちのお店って、すべての商品が並べてあるわけではなく、お客さまのご要望やお困りごとなどをお聴きしてからでないと、何も前には進まないんです。

数分くらい、いろいろご覧になっておられました。

どうも勝手がわからないようで、ご質問がきました(^^)/

「ウォーキング用の靴が欲しいのですけれど・・・・・」

これで、お話のきっかけが出来ます。

 

いろいろお伺いしていくと、

・足が小さく、どこへ行っても靴がないこと

・この頃靴を履いていると疲れてしまうこと

・そのせいか、歩き方まで変な感じになってきたこと

などなど、お悩みがたくさん出てきます。

そこで、おみ足をきちんと計測して歩き方を観察しながら、お客さまによりよい靴のご提案をさせていただきますよと、一連の流れをご説明します。

やっと、お顔に少し安堵の表情が浮かんできます。

 

でも、まだ心配されている部分も見て取れます。

ごく普通のお店ですと、そんな七面倒くさい手順なんて踏まないですものね。

パッパッと、「サイズおいくつですか?」って尋ねて、「こんなの、今売れてますよ!」とか「これなんかお値打ちですよ」なんて言葉とともに靴が並べられて、、、、、、、それで履いてみる。

どこかとてもきついとかゆるければ違うものを。

そうして、見た目的にも価格的にも履き心地??的にもOKなら、お客さまが自己責任で「これください」って、エンドに向かうわけです。

量販店でお求めになるときは、それこそ自分だけで。。。。。。

(そのお客さまが、これまではこう買っていたとお話になりました)

そうなんですね。

その靴が、そのお客さまにどれほどフィットしているかとか、お使いになるご用途に沿っているか、そして、客観的によくお似合いになっているかどうかは

そのお客さまの判断でしかないのですね。

 

 

そういうの、もうやめませんか?

少々お手間はかかりますが、しっかりお話を伺わせていただき、おみ足を測り、その癖や特徴をつかんで、ご一緒に、その方に一番適した「靴選び」をする方が良くはないですか。

きっとご満足いただき、気持ちよく日々を過ごす相棒を見つける確率は高くなると思いますよ。

 

その、お客さまが帰りがけに、「こんなぴったりした、気持ちの良い靴は初めて!!」と笑顔でお帰りなられたお言葉が印象的でした。

でも、これが私たちがしているお仕事なんです。

とても口幅ったいかも知れませんが、お客さまの知らない世界を教えて差し上げる

 

それが、私たちのしているお仕事なんですね。

 

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