ご自分だけで靴選びをするよりも ・・・
昨日のことです。
はじめてご来店いただいたお客さまからいただいた、うれしい出来事。
いつものように、おみ足を見せていただきながら、お仕事のことや生活のことなどをお訊きしていると、いろんなイメージが出てきます。
その上で、おみ足を計測、触診させていただくと、
外反母趾なんだけれど、足囲などは細い、のですね。
そのお客さまは、他の方々と同じように、
「外反母趾」だからゆったりしたものを履かないとダメみたいな脅迫的?心理からか
かなりゆるい、大きめのものを履いておられました。
そのため、足が靴のなかで動いてずれてしまい、タコや靴擦れなどで悩んでおられました。
それらをお訊きしながら、「当店だとこのようなものをお奨めします」とご提案した商品。
7足くらい用意して、いろいろお試しをいただき、お求めいただいた2足の品。
決して、甲周りの広い品ではないのですが、お客さまにはぴったりなんです。
お客さま曰く「自分ならこんな靴は選ばない」というタイプ。
もちろん、外反母趾の頂点の当たりそうなところは、ポイントストレッチャーで伸ばしたりと、細かな調整はしていますが、これまでお求めになっていたような、いわゆる幅広靴ではないものでした。
ですから、スタイルなどもお気に入っていただき、2足も同時にお求めいただいたわけなんですが。
その方から、本日お電話を頂戴し、
「とっても気持ちよく履くことが出来ています。これまでの靴は何だったのか、と思っています。」
「また、行きますから、私に会うすてきな靴探してね」
と言われました (~o~)(~o~) うれしいですね。
靴がぴったり合っていたということもありますが、それよりも、私どもの言うことをお訊きいただいて
知らなかった「履き心地」を実感していただけたことが、ホントうれしかったのです。
もちろん、スティーブジョブズではありませんが、手前どもが完全なはずもなく、間違いや手違いをすることも多々あるかも知れませんが、一生懸命努力して最善を尽くすよう心がけています。
これまでとちょっと違う「靴選び」なんですが、一度試してみるとくせになるかも知れませんよ。