違和感の正体
以前からもですが、この頃特にお問い合わせやご相談が多いものに、靴の中の匂いとか、かかとの減り、変形があります。
おさだウイズ店の扱っているフットウェアはきちんとメンテナンスしてお履きいただければ、相当の期間快適にお履きいただけます。
ですが、
「この頃靴の中が匂うんです」とか
「かかとの減り方が激しいようです」
「少し靴がよれてきた(よたってきた)んです」
のようなご相談や実際にかなりダメージの多い靴を見るようになりました。
同じ靴の使用前と使用後
かかと回りのダメージ
どうしてなのかなぁと考えていたのですが、
そのようなお客さまにお訊きして、持っていた違和感の原因がわかりました。
それは、
同じ靴を毎日のように履き続けていらっしゃる
からなんです。
いくらしっかりつくられている靴でも、メンテナンスもなしに毎日履き続ければ、そりゃあ傷みますわ。
考えてみれば解ることなのですが、例えばお洋服毎日同じものを着られますか???
そんなことをすれば痛みは早く訪れるし、第一まわりの方が怪訝に思われますよね。
それなのに、靴は毎日同じでいいのでしょうか???
よく勘違いされていると感じるものに、「普通の靴より高価だから丈夫」って考えていらっしゃる方がお見えになることです。
それと、買ってみたらとっても履きよいので他の(今までの)靴を履きたくないってことから、毎日履き続けていらっしゃるケースも多いようです。
でも、それって逆にとってももったいない履き方(使い方)なんですよ。
当店では扱っていませんが、この靴を毎日履きますか??
よいフットウェアほど、しっかりメンテナンスして一日履いたら最低でも二日は開けていただきたいものです。
巷で売られているスニーカーでそこそこの価格のものでも、毎日のように履き続けていると、早いと半年長くても一年半ほどで買い換え(捨てる)そうです。
おさだウイズ店では扱っていませんが、ご同業でそう云ったスニーカーを扱っておられるお友達にお聴きすると、そう言われます。
価格がそんなに高くない(とはいえ、ブランドのスニーカーは結構しますよね)とはいえ、「履き捨て」感覚なのでしょうね。
そこが違うのだと思います。
おさだウイズ店で扱っているフットウェアは、しっかりメンテナンスをして愛情を持って大事に履いていただければ、お客さまの足に寄り添って、ご自分の足の延長のように愛おしくなってきます。
おさだウイズ店では、お手持ちの靴のチェックやご相談に積極的に応じています
ちょっと高いかも知れませんが、最初に複数足、そして最低でも二年に一度(本来なら一年に一度)新しいものを買いましていただいて、メンテナンスしていけば先のようなお嘆きは皆無になるし、毎日「今日はどれを履こうかな?」って愉しくなると思います。
ぜひ、足下にも愛情とお金をかけてあげて欲しいものです。