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Vabeene工場見学その3

2013.05.18

さあ、一緒に”Vabeene”社の工場見学”に出かけましょうか。

ミーティングルームを出て、VIPルームの階段を降ります。

ドアを開けると、そこからは秘密基地の心臓部、工場内部へつながっています

最初に案内されたのは、「革」やパーツのストックルームです。

工場1階の一部にそれはあります。

ドアを開けて入っていくと、50坪オーバーの区画に三段の棚がぎっしり。

 

バベーネ工場視察1こんな棚が幾列もあります。感動ものです。

 
その棚には、ほれぼれするような風合いとカラーの上質な革素材が、ぎっしりと積まれています。

「ここが一番お金のかかるところであり、我が社の財産でもあります」とミューラー社長の云われるように、普通ではお目にかかれないような革のストックが鎮座しています。

素材は、ほとんどイタリアからの小判のカーフ素材。

さわってみると何とも言えぬ手触り、そして香りもすてきです。

もうここにず~っといたいと思わせるような、そんな革フェチにとってはうっとりするような空間です。

 

ここで、いろいろ革のことについてレクチャーを受けて、一気に気分は高揚します(*^_^*)

その他にも、オリジナルの金具や主素材としても十二分に通用するような裏革素材やライニング材などの数々。

感嘆の一言でした。

このストックルームを出て、まず見せていただいたのは、その上質な革素材を「手断ち」で裁断するところです。

革のよさを活かしながら、極力無駄のないようにカッティングしていくための作業です。

 

バベーネ工場視察2それぞれの革の特質や方向、傷の有無などを確かめながら、カッティング

 
細かいラインやデリケートなポイントなど、手断ちならではの熟練の技で、靴を作るための素材が出来上がっていきます。

このVabeeneを作っている「MMD Shoes」では、この「手断ち」の他に、金型(抜き型)による裁断、そして最新鋭のレーザー&マイクロカッターによるカッティングと状況を考えながら最適と思われるものをうまく使い分けています。

 

バベーネ工場視察3最先端のレーザー&マイクロカッター裁断機によるカッティング

 
匠の技と最新鋭テクノロジーの融合が、今回見せていただいて感じた驚嘆の一つです。

今日はここまで。

また次回に続きます。

 

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