人生って愉しんだもの勝ちかなって
15日から三日間、長野へ行っていました。
尊敬できる方々との研修旅です。
と云っても、、セミナーに参加したり缶詰になって何かするって訳ではなく、行き当たりばったりで冬の長野を愉しんじゃおうってものなんです。
絶対外せないのは善光寺と戸隠神社、それに小布施の北斎館です。
それ以外はノープラン、ノースケジュールで気ままに情緒的体験をしていくのです。
初日は、長野駅で集合して戸隠神社へまず行こうってことになりました。
刈谷では味わえない「雪国」を感じながら、まず行った先は戸隠神社。
戸隠神社、奥社へ続く杉並木のある中門にて
履いていったMyCRISPI、メッチャ大活躍でした
さくさくの粉雪で真っ白な参道をキュッキュって音を鳴らしながら歩いていくのは、おさぴーにとってはうれしい時間でした。
戸隠神社を参詣した後は、バスで長野駅まで戻り、その日の宿の善光寺さんの宿坊に。
夕食をいただいた後に出かけた夜の善光寺。ライトアップされていてとても素敵でした。しかもほぼ貸切状態。
ライトアップされた深夜の善光寺。荘厳ですね。
翌二日目は早起きして、善光寺の「お朝事(あさじ)」参拝に参列させていただきました。
前日の夜、日が変わるまで語り明かしていたので、ちょっと睡眠不足でしたが、本堂のメチャ寒さにピリッとします。
いやぁ、すばらしい時間でした。
「南無阿弥陀仏」というお念仏を天台宗と浄土宗の僧侶(とても位の高い方です)お二人が唱えるのですが、まるでオペラのような素敵な声での吟唱でした。
朝食を済ませて宿坊を辞して向かった先は小布施です。
北斎館を中心に皆でゆっくり廻るショートトリップ。
葛飾北斎の肉筆を中心に展示しています
北斎館もすばらしかったのですが、ふと立ち寄ったところで思わぬ出愛がありました。
表から見たときはただの観光ガイドセンターだったのが、裏に回ってみると素敵な庭園のある喫茶店。
そこのマロンおばさんから小布施のことをいろいろ教えていただき、代わりにこんなことをしたらどうですかみたいな観光客目線から見た勝手なアドバイスをさせていただいたら、メッチャよろこんでもらえました。
そしてそして、長居をしてしまい、もう一つどうしても行きたかったお寺の拝観時間の閉店(??でいいのでしょうか)が迫っていることに気付いたとき、ナントナントそのマロンおばさんが喫茶店を急遽閉めて車で送ってくださったのです。
どうしても行きたかった岩松院。北斎の鳳凰図と小林一茶の句碑があります。
「やせ蛙負けるな一茶これにあり」の詠まれたお寺です
メッチャうれしかったです。
地元の方と他所から来た一介の旅人たちの間に共感の輪ができたみたいでした。
こう云ったサプライズって、多分ず~っと覚えているでしょうね。
人っていいなぁって心底思います。
夜はすてきなお風呂とお食事に堪能した後、また延々と創発の語り明かしタイム。
今後の人生や商いのヒントになる珠玉の話の数々をいただきました。
三日目は二日間がウソのような真っ青な空に感嘆。
真っ青な空を背景にした善光寺
なかなか予約の取れないレストランでゆったりとランチとティータイム。
長野駅で別れる前までの時間も、何げない会話も深く感じるものでした。
ノープラン、ノースケジュールの「行き当たりバッチリ」の旅。
天上の神様から祝福されたような気になりました。
※ 「行き当たりバッチリ旅」は、とても感性豊かな方の発した造語で、それをおさぴーがパクらせていただきました。
いやぁ、ホント「人生愉しんだもの勝ち」だなって、マジ思いました。
世の中、変な病でシュリンクしちゃってますが、動いている人もいます。
それが先になると、いろんな違いになってくるように思います。
どうぞ皆さまも怖がらずに愉しく人生生きてみましょうよ。
あっ、そうそう。
おさぴー、生まれて初めての「顔拓」をやってみました。
付録でつけておきますので、大いに笑ってやってくださいね。