どうしたものでしょうか|

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初めての方へ

ダメ靴チェック

どうしたものでしょうか2017-07-01

当店スタッフの青木が感じたことをブログにしてくれました。

 

先日、ちょっと衝撃的なことがあり、それに関して皆で話し合ったことを書いてくれたのです。長文ですが、お読みいただけるとうれしいです。

 

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書こうか書くまいかと随分と悩みましたが、少しでも皆さまにお伝えしたいと思い、書くことにしました。

 

先日の出来事です。

初めてのお客さまで、“靴選びで困っています”と電話でのお問い合わせ後、ご来店くださいました。

その際、ご自身の靴をお持ちになられました。

40代半ばの女性で、今までずっと足に合う靴を探していたのですが、合う靴に出合えなかったとのこと。

 

残念ながら…

お持ちいただいた靴も、おさださんの見立てでは、ひと目見ただけで全く合っていないと感じるものでした。

ご持参いただいた靴は二足。

一足は、彼女の友人が履いていて、とても調子が良いと勧められて、ご自身でネットで購入されたもの。

見るからに重くて、パッと履くタイプの・・・・当店でいう、いわゆる “ 靴じゃない靴 ” でした。

もう一足の方は、これまた友人からの紹介で、その地域では名の知れたお店で、計測&フィッティングの後に購入されたものとのことでした。

 

 

おさださんが、今までの経緯を伺いながら、先ずはじっくりとおみ足を観てから計測。

 

足の計測、足長

足の計測  足長を計っている図(イメージ)です

 

やっぱりというか…

かなりの左右差(長さ)に加え、片足は外反母趾という、結構難しい足なわけです。

当然、靴選びもフィッティングも難しくなるというわけです。

結果的に、お持ちになった靴たちは、まず長さが合っていない為、つま先が当たってしまう。

これでは、気持ちよく靴が履ける訳がないですね。

 

お客さまご自身が感じて言われたように、

お持ちになった靴の一足は全く履くことができず、もう一足も履いているとすぐに痛みがでて履いていられないのは納得ですよね。

他店さまの靴選びやフィッティング・技術や考え方はわかりませんし、言及することではありませんが、おさだウイズ店が考えているものとは、かなり違っていたようです。

 

フィッティング(足と靴の適合)は、とても奥が深くて難しいものなんですね。

 

それを計測(機械での計測)の上、別売りのインソールを入れて、“これで、完璧です”と出されると、すっかり信用してしまいますよね。

履いて痛い部分をご自分の指で伸ばそうとされたお話を聞いたときには、涙が出そうになりました。

同じ靴に携わる者としては、悲しい限りです。

そして、憤りさえ感じるという方が率直な感情です。

おさださんの言われる、”ミスは起こるかもしれないけれど、それを極力無くして、少しでもお客さまが笑顔になれるようにすることがシューフィッターの最低限の役割だよね”との言葉が胸に響きました。

 

お店では、皆でいろいろと考えていくつか試し履きをしていただきました。

そして、おさださんに左右差の調整と母趾の当たる部分を念入りにポイントストレッチをしてもらい、少しでも気持ちよく履いていただけるようにしました。

 

すると、悲しげだった彼女の顔に自然と笑みが浮かび…

“これなら歩ける!子供と出かけられる。うれし~い”と、店内を小走りしたり、跳び跳ねたりする様子がとても印象的でした。

お帰りの際、”何かあったらいつでも寄ってくださいね”と声を掛けると、笑顔で返して下さり、こちらもうれしい気持ちと救われたような想いがしました。

 

 

お客さまが帰られた後、皆でミーティングを行いました。

こんなにも悲しいことって、あっては欲しくないけれど、あるというのが現実です。

彼女がポロっと口にした

“今までの私の靴は何だったんだろう?”の言葉。胸を締め付けられる想いがしたこと、この先も忘れることはありません。

 

“靴選び”って難しいものだと思います。

靴選びやフィッティングのポイントを全くご存じない方々が、ご自身で選ぶことは、とても難しいものです。

靴でお悩みの方が、少しでも快適に過ごしていただけるようにアドバイスやご提案することが、私たち靴屋の出来ることだと思っています。

私青木ももっと勉強と経験を積んで、お役に立てるようになりたいって思いました。

 

 

終わりに…

どうぞ、“靴選び”の前に、“店選び”も重要視して下さい。

自分の信頼のおけるお店に出合うことから“靴選び”が始まるわけです。

ご自身の足を守るのは、最終的にはご自身の判断なのです。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

青木だけではなく、私ども皆が感じたことをきちんと文章にしてくれたことに感謝と敬意を払います。

おさだ

 

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