海外では用心しても仕切れないですよ
ホテルについてチェックインしようとしたら、「えっ」と言うことを言われました。
「今夜は部屋がない!」と。
えぇ~ですよね。じゃあどこに泊まるんじゃってことになります。
最初はなにを言っているのか理解できず、焦りました。
英語、very very little のおさぴーですので、こんな時に備えて「ポケトーク」というクラウド型翻訳機をもっていきました。
救いの神のはずの「ポケトーク」、肝心なところでちょっと残念でした
ですが、電波の状態がよくないのかフロントのお兄さんのなまりがひどいのか、メッチャへんてこな翻訳で話になりませんでした。
やっとこさ、かたことの英語と先方のグーグル翻訳で、「部屋の設備が具合が悪く、道をはさんだ前のホテルに一泊分部屋を取ってあるので、今夜だけそちらで泊まって欲しい」とのことでした。
日本ではあまり経験したことのない「別ホテル泊」と云うことで焦りましたが、なんとか夜露はしのげました。
その代替えのホテルもなかなかに味があって、これはこれでよかったです。
それと、ポケトーク。ぼろくそに言ってしまいましたが、ゆっくり日本語で話して英語に翻訳するのはほぼ完璧でした。ただ、ネイティブでしかもなまりがあって早口で長文だと万事休すのようです。ご参考までに。
そして、次の日。
いやな事件に巻き込まれました。
朝食を早めにとって、ノッティングヒルという街を歩きに行ったのです。
高級住宅街のなかにお洒落なショップがあって面白いところと聞いていたので、そこでの散策&ショッピングを愉しみにしていたのです。
ところが、、、、、
こんな感じのステキな街並みでやられてしまいました(T_T)
二人組の偽警官&おとりの客引き(?)にうまいことやられて、まるで映画のシーンのように運ばれて財布の中のものをスリ取られてしまったのです。
それで、近くのお店の人に事情を話したところ、ポリスステーションまで乗せていっていただきました。お店の方の親切が身に染みました。
まだ捜査中でもありますし、詳しいことは伏せますが、そんなこんなで半日ほど警察署(ポリスステーション)で過ごしました。
まあ、なかなか彼の地で警察のご厄介になることもないでしょうし、通訳さんとの三者通話での事情聴取も経験って云えば経験です。
ただ、3日間と云う限られた時間のなかで半日取られたのは痛かった!です。
担当して下さった警察官やホテルのコンシェルジュの方にも言われたのですが、「まあ、怪我もなくってパスポートも取られなくって不幸中の幸い」と。
でも、めげました(T_T)
もっと用心していれば、単身でなければ、機転が利けばとあとになって思いましたが、しゃあないですね。
自分でまいた種ですから。。。
13時くらいにポリスステーションから解放されて、さあどうしようって思いました。
怖くなってしょげてホテルで籠もるのはいやですものね。
それで、この日は気分転換に観光地に行くことにしました。
ロンドン塔、国会議事堂、ウェストミンスター寺院からピカデリーサーカスへ。
国会議事堂近くの交差点を走る二階建てバス
国会議事堂、すごい警備体制でした。軽機関銃を持った警官がいっぱい。
ウエストミンスター寺院、時間が過ぎていて中には入れませんでした。残念。。
ナショナルギャラリーにて名画をたくさん見せていただきました!
ナショナルギャラリーで名画を観てからホテルに帰り着きました。
夕食は疲れとちょっとショックであまり気乗りせず、軽くサンドイッチを買ってホテルで食べました。
本来泊まるはずだったホテルは外観は古い街並みに合った感じですが、内部は近代的でとても過ごしやすく、ゆっくり眠ることが出来ました。
アホなおさぴー、一晩寝て元気回復。
最後の一日は、自分の仕事にも活かしたいと考えていた、老舗デパートや有名店巡りに費やそうと思っていました。
そのことは、次回で。