小さいけれど、多くのお客さんに愛されている映画館
今日は久しぶりにゆっくりできました。
昨日、溜まっていた事務仕事をかなり追い上げたので、今日は完全休養日にしました。
友達の桐生さんから聞いていた映画「アメイジング・グレイス」を観に行こうと考えました。
この映画、愛知県では名古屋にある「名演小劇場」という館でしか、上映されていません。
近所のシネコンでは、TV宣伝している人気作品は上映していますが、こういった、少し地味だけれどイイなあという映画はまず来ません。
それで、遠くても名古屋まで走ることになるのですが。。。。
今日の「アメイジング・グレイス」は、有名な曲でもあります。
その曲が出来たエピソード、つまりイギリスでの奴隷解放にまつわる映画です。
映画自体は、とても良い映画で、いろいろな気付きもあり、ぜひお勧めしたいものですが、ここでの論評は控えます。
それよりも、横丁の靴やが感じたのは、こういった素晴らしい映画がなぜ他ではかからないのかなあ、ということです。
恐らくは、効率的なことだと思うのですが、いつものシネコンよりも入館率ははるかに高いですし、お客さまのマナーもはるかにいいですね。
(シネコンですと、エンドロールの最中に続々と出ていきますが、ここはそんなことはないんですね)
また、待っている間に、「津軽百年食堂」という映画も上映されていて、また、連続で鑑賞できることもあって、久しぶりに「連チャン」をしてしまいました。
そして、有料の「シネサロン会員」にもなってしまいました。
これって、考えてみるとすごく深いことです。
映画なら、近所で駐車場完備でいつでも観られる「シネコン」が便利でいいのですが、それなのにわざわざ車で一時間近く走り、尚且つ駐車料金まで負担してでも行きたい!と思うのですね。
それは、かけている映画の質が良いこともありますが、館のスタッフの方々の「映画にかけている愛情」。
そんなものが見えてくるのですね。
これって、とても大切なことだと思うのです。
当おさだウイズ店も、かなり高価な商品を扱っていますが、お客さまは東海4県からわざわざお越しいただいています。
とても勉強になる部分が多いのです。
商品の質、それにかける愛情(こだわり)など、これらによって、小さなところでも大手に伍して、いやそれ以上に、お客さまのお役にたつことが出来る。
そんなことをビンビン感じ、うれしくなったのです。
それで、この館を応援したくなって、「会員」にさせていただいたのいです。
これからは、このような「共感」を得ることが出来るかどうかが、商売や企業の在り方にとって大きなものとなるように思います。