賢い「靴」の使い方
2011.04.11
当店で新しいお客さまの多い商品に「MBT」があります。
独特のローリングソールとマサイセンサーが、硬い路面をお花畑のようなやわらかな感触にしてくれます。
また、その商品特性の「不安定さ」が身体の眠っている機能を呼び起こしてくれます。
そんな、すぐれたMBTを求めて、新しいお客さまが増えています。
履いていただくと、ほとんどの方がその効果と履き心地に感激して、お求めになられます。
その時、「ずーっと履きだしたら、ぜひもう一足お買い求めいただいて交互に履いてくださいね!」と申し上げているのです。それが、一足しか購入されないで、それだけを履き続けると、1年半から2年くらいでぼろぼろにしてしまい、「修理してください」と持ち込まれます。
かかとだけでなく、ソール全体も減っているので、「オールソール修理」として輸入元に送るのですが、修理不能で戻ってくる ことが多いのです。
それに対して、複数足で早め早めに修理をされているお客さまのMBTはとてもモチがよく、「オールソール」自体の修理も少ない のです。
結局、トータルコストで見ると、歴然の差になります。
ケチってしまうと、かえって高い出費になる、よい例ですね。
それと、修理もひどくなる前にお早目にされると吉のようです。