言葉が深い、生き方の差か
2015.08.21
昨日、こんな詩集を手に入れました。
大久保寛司著、文屋(bunya)出版
お友達の西さんから教えていただいたものです。
読んでいて、何かこう温かくなってくるんです。
ほのぼのとしながら、胸に熱い何かをもたらしてくれます。
忘れていた何かを。
そんなに難しいことが書いてあるわけではありません。
ごく普通の、私たちが日常に使っている「言葉」が並んでいるのですが、それがとても深いんですね。
気負いもてらいもなく、淡々と語りかけてくる言葉。
それが人のこころの奥にある、本来持っている温かいものをやさしく、時には強くマッサージしてくれる感じ。
横丁の靴やは、表現能力が乏しいのでうまくは書けませんが、なんかイイんです。
「おわりに」ってところに書いてある大久保さんの文章。
少し引用します。
「書きつづったものの多くは、自分に向けた言葉です
なりたい自分の姿でもあります。恥ずかしいことですがこれが今の自分のレベルです。
10年後に振り返ったとき、少しでも進歩向上している自分でありたいと思います。」
なんと謙虚で、そしてピュアなこころの方なんだろうと感嘆しました。
深い言葉が出てくるって、やはりそういう生き方をしてきたから出てくるのだろうって思いました。
苦しんだ重さ
悲しんだ深さ
人知れず努力してきた量
そんなものがにじみ出てくるのでしょうね。
横丁の靴やも、すこしでもそんな進歩向上をしてみたいと思います。
大久保寛司さんが書かれているビジネス詩集。
すてきです。