秋の奈良にて
もう早いもので11月になりましたね。
おかげさまで、先月10月より、当おさだウイズ店は週休二日制にさせていただき、大変ありがたい日々過ごさせていただいています。
週の内、5日の営業は以前にも増してお客さまに集中できるようになりました。
それが、とても好循環につながっています。
本当にありがたいことです。
そして、今日、文化の日。
祝日にお休みをいただき、出かけるなんてことは、滅多にないことです。
奈良は初めてというお友達ご夫妻(お客さまでもありますが)とやまだとの4人で、秋の奈良へ出かけました。
何度も奈良に通っている、横丁の靴やですが、祝日の混みようを初めて体験しました。
第一の目的は、正倉院展と興福寺の阿修羅像公開でしたが、その行列を見て、即あきらめました。
そして、奈良は初めてという方に合わせて、横丁の靴やの好きなコースを選択し、お付き合いいただきました。
先ずは、東大寺。
大仏さまを拝んで、「戒壇院」へ。
ここは、訪れる方もそんなに多くないのですが、あの国宝の四天王をぜひお見せしたかったのです。
やまだも初めてだったそうで、三人ともいたく感激していただき、よかったです。
そして、唐招提寺。
金堂の落慶法要中で、10年の歳月をかけて復興された、その全貌は拝めませんでしたが 、裏からの写真は撮らせていただきました。
明日から、一般公開ということで残念でしたが、また近いうちに行こうと思っています。
そして、もう一寺。
薬師寺もお参りさせていただき、平山郁夫画伯の「シルクロード」の壁画と再会してきました。
ダイナミックでいて、心に染み入るような名画をじーっと見ていると、何か落ち着いてきます。
だから、よくここに来るのだろうな、と思いながら妙に納得。
そして、満足して帰ってくると、やまだからTEL。
「今、テレビで唐招提寺やってるよ」とのこと。
その後、ずーっと11時まで、珍しくテレビの前に陣取っていました。
テレビで放映していた「唐招提寺1200年の謎~天平を駆け抜けた男と女達」は無論フィクションの部分もありますが、何かこうじーんと訴えかけてくるものを感じました。
宗教にはあまり縁のない、横丁の靴やですが、東大寺の戒壇院、そして唐招提寺と回ってきた縁(えにし)のようなものをうれしく思っています。
これからは、もっと多く通えるようになるかなと思うと、自然と笑みが浮かんできた横丁の靴やでした。