ほんの少しの調整ですが、、、、
2019.06.19
靴って、フルオーダーでない限りはある法則に基づいてつくられたラスト(木型)で製作されます。
ですから、市販品はオーダー靴よりもはるかに価格を下げることが出来ます。
本当の(木型から削り出す)フルオーダー靴が最低でも30万円以上するのは、当然のことなんですね。
靴のラスト、実際の製作には金型やプラ型が使われることが多いです
人の足って、100人中90数人は左右差があったり個々の特徴を持っています。
そんな千差万別の足を規則性を持ってつくられた靴に入れるのですから、左右で違和感があったりするのは当たり前なわけです。
ですから、快足楽歩カンパニー おさだウイズ店では、お買い求めの時に微調整をしているのです。
あたるところがあればその部分だけを少し伸ばしたり、ゆるみがあればコルクを使って左右差を感じない程度に調整(容積を変化させる)したりします。
厚みや硬さの違うコルク材を使い分けて微調整します
靴と云うものではなく、「履き心地」を売っていることからすれば当然なのですが、初めてのお客さまなどはびっくりされることもあります。
そんな、あまり目に見えない微調整も靴やの大事なお仕事の一つなのです。