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ああ、勘違い

2015.12.07

このブログで何度も書いていることですが、「やはり!」と云うか、多くの方々が勘違いされていることがあります。

この金・土・日の週末、快足楽歩カンパニーおさだウイズ店には、新しいお客さまが幾人(幾組)かお越しいただきました。

そして、結構その中の多くの方に共通していたのは「ゆるい靴」を履いていて、足の具合を悪くしていることなんです。

ゆるい靴の方が”ラク” だろうと云う気持ちからなのですね。

ピッタリだと、キツイとか当たるとか考えて、サイズの大きいものや、靴の中で足が流れてしまう(動いてしまう)ものをお履きになった人たちが多いのです。

長さで一サイズや二サイズ、ガース(甲周り寸法)で云えば、「E」で良い方が「3E」を履くってことです。

 
でもね、ゆるい靴(ゆるすぎる靴)を履いていると、靴のなかでしっかりと足がホールドされません。

足が靴の中で動いて余分なストレスが足にかかります。

そして、この辺りの伝え方が一番難しいのですが、ゆるすぎると 足の「アーチ」が崩れていくこと につながるのです。

 

若い方々なら、まだ筋肉や靱帯がしっかりしていて、そう問題もないのかも知れませんが(それでも疲れや足の不調に結びつくことが多い)、少しお歳を召されてきたり、幼少期でまだしっかり足が完成状態になっていないと、いっぺんにその反応がでてきて開張足や垂下足の状態になりやすいと云われています。

そうすると、足の裏に胼胝(べんち)、つまりタコや魚の目を発症しやすくなるのですね。

しっかり計測してジャストサイズの靴をお試しいただくと最初は怪訝な表情になります。

 

細身のフィンコンフォートおみ足の細い方用のお勧め品の一つ。他にもご用途にあわせて各種ございます。

 

大丈夫だろうか?、こんなピッタリしたものを履いていたら足が痛くならないだろうか?って。

でも、少し履いておられると、お顔がニッコリされてきます(*^_^*)。

「わあ、気持ちいいですね~。これが靴なんですね」と云う感じになってきます。

こうなると、晴れて「靴難民」から脱することが出来るのですね。
思うに、これまで”キツイ”って感じるのは、つま先部の方が細くなっていて、母指や小趾を圧迫する「木型の悪い靴」を履いていたからではないかと 推測できます。

 

ピッタリとキツイは、違う!のですね。

その人の足の形(ペドタイプ)を診ながら、つま先の余裕寸やフィット感を確かめながら、適合した靴をお勧めすることは、やはり経験や手間味噌ですが熟練度が要ることなのでしょうね。

一度、ピッタリ合った「靴」を履いていただければ、先ず大丈夫なのですが、その出合いがないと、やはりいつまでもず~っと「靴難民」で過ごしてしまわれるのかなぁって思うのです。

この「勘違い」から早く脱してもらいたいものと思った週末でした。

 

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