自分たちが知っているからっていって、すべての人がご存じなわけではないんですね。
ちょっと季節外れのお話ですが、お付き合いくださいね。
皆さま、「さんま」っていうか、お魚さんの大きさってどう見るのか知ってます??
横丁の靴やも昔は知らなかったのですが、今はOK!です。
実は、私どもが参加させていただいている勉強会での有名な話なんですが、ある魚屋さんでのこと。
先生が、さんまを見ていて、ほとんど大きさが同じに見えるのに、値段が違うことに気が付いたんです。
先生 「どうして同じさんまで値段が違うの?」って、
魚屋さん 「そうなんですよ。やっぱり不況でいいものが売れないんです」
先生 「そうじゃなくって、大きさが変わらないのにどうして 値段が違うの?」
魚屋さん 「ああ、魚って横の長さじゃなくって、高さ(厚み)で見るんですよ」
「ほら、このさんまでも値段の高い方は厚みが違うでしょ。その分脂がのっていて、
とってもおいしいんですよ」
「でもね、景気悪いから安い方しか売れないんですよ」
先生 「知らなかった。魚って長さじゃなくって背の高さ(厚み)で見るのね」
魚屋さん 「そう(当然のように。。。。。)」
先生 「お客さまにそのこと、お伝えしてる???」
魚屋さん 「えっ・・・・・・・・」
先生 「だって、そういうこと知らなきゃ、誰だって同じ大きさと思ったら安い方買うよね」
魚屋さん 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
そうなんです。
業者とか、業界では当たり前のことでも、普通のお客さまには、全く知らないことってあるんですよね。
教えていなければ(伝えていなければ)わからない訳ですね。
その後、その魚屋さんは判りやすい絵を取り入れたPOP(手書きの商品広告)をさんまのところに立てたら、値段の高い方のさんまばかりが売れた、というお話でした。
ごめんなさい。
前振りがメッチャ長くなってしまいました。
実は、同じことがおさだウイズ店でも言えるのです(恥ずかしい)
この数日、新しいお客さまが多くお見えになりました。
いつものように、お客さまの困っていることなど、お話をお聴きし、しっかり計測や触診などをして、その方にお勧めの靴を用意して履いていただきますと、
「えっ!?」 というお顔をされます。
これまでお履きになられていたものに比べて、あまりにもピッタリなのでびっくりされてしまうようなんです。
こちらとしては、「当たり前の話」と云いましょうか、ぴったりフィットしていて当然なんですが。。。
お客さまとしては、とても感動してくださいます。
お客さまによっては、「靴、全部替えていく!!」と言われて、2足も3足もお求めになられる方も。
うーん、そんなに一編にお求めいただかなくてもボチボチでもとは思うのですが、ありがたいことなので、意向に沿わさせていただくんです (*^_^*)
話を戻しますね。
大体にして、ゆる~い靴を履かれている方々が多いんですね。
ピッタリしていると「痛くなる」っていう先入観、というか「経験??」があって、適正のものより大き目を履かれてしまわれるようなんですね。
これなんか、私ども靴やがしっかりとお客さま方にお伝えをしてない訳なんですね。
いつも感じていることなんですが、ここ数日そのようなお客さまが多くお出でになられたので、もっとそういうことを分かりやすくお伝えできるように知恵を絞らないといけないなぁ、なんて思った次第です。
このブログをお読みいただいているお客さま方で、何かこんな「疑問」があるんだよね、という方々、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
そうしていただくと、私どもも気が付いていないことに気づかせていただけますから。
よろしくお願いします。
お問い合わせ待ってま~す(#^.^#)