愛を積む
昨日は久しぶりにゆっくりと時間を愉しめました。
午後から身体の手入れなどに行きたかったので、朝はゆっくり寝ていられるかなと思ったら、割に早く目が覚めてしましました。(老人力でしょうか(^^;))
まあ、それはともかく起きて昨日のブログを書き終わって、映画の物色(どこでなにをやっているのか?)していたら、「愛を積むひと」が上映になっているのを見つけ、早速シネマに。
映画「愛を積むひと」 Yahoo映画より
原作の「石を積むひと」は読んでいないのですが、前から気になっていた映画でした。
感想。
いやぁ、とってもよかった!です。先週観た「あん」とは、また違った感動。
こころを洗われるような作品でした。
ハンカチを忘れてしまったので、涙を拭くのにちょっと困りました。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、「愛」についてあのようなカタチで表現できるのかなって思いました。
罪を犯した青年を見守りながら、その成長を望んで温かい見えない「愛」を降り注ぐ主人公、良子。
そして、その意志を継いで支える篤史。
そこから、事情があってしっくりいっていなかった娘への許し。
原作がエドワード・ムーニー・Jr.さんという外国の著作だけに、キリスト教的な許し、愛を感じたのは横丁の靴やだけでしょうか。
それと、「手紙」(メッセージ)というものが、時間がたつほどにこころ揺さぶるものになろうとは。。。。
いろんな石があって、石塀は成り立ちます。まるで世の中そのもの
簡単なあらすじはこうです
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東京の下町で営んでいた工場を閉鎖し、残りの人生を北海道で過ごそうと決意した篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)の夫婦。
かつて外国人が暮らしていた家を手に入れて暮らす二人だが、仕事一筋だったゆえに篤史は手持ちぶさたになってしまう。そんな彼のために良子は家を囲む石塀作りを頼む。
しかし、良子が以前から患っていた心臓病を悪化させて他界してしまう。
深い悲しみに沈む篤史だったが、石塀作りを手伝う青年・徹(野村周平)との交流や、娘・聡子(北川景子)との再会を経て、前を向くようになる。
シネマトゥデイより
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俳優さんがしっかりしていると映画も引き締まりますね。
佐藤浩市さんも樋口可南子さんももちろん素晴らしかったのですが、青年役の野村周平君もよかったし、柄本明さんがイイ味出してた!
二週連続で素敵な日本映画に出愛えてハッピーです(*^_^*)
横丁の靴やの「愛の積み方」ってなんだろうか?って自問しています。