「覚悟」がいるよなぁ。。
この頃思うのですが、「商い」って誰のために何のためにしているかってことを、真剣に考えることがあります。
生きていく(生活していく)ための生業(なりわい)でもあるのですが、それだけじゃないってことを強く感じます。
もうすぐ63才になろうとしています。
お陰さまでお店の方は、毎日すてきなお客さま方と愉しくすごしながら、まあ困らない生活が出来ています。
この数年の「課題」って云うと大げさですが、やりたいことの一つに「靴難民」の救済があります。
何を偉そうに!って云われると困るのですが、30数年以上シューフィッターとしてお客さまの足を見て歩きを視てきて、この靴なら笑顔になっていただける!ってことが、多少ですがわかるようになってきました。
もちろん、亡くなられた恩師の中尾先生から「足と靴の問題なんて、そんな簡単なものではない。死ぬまで一生勉強だ」と云われたことを思い出すにつけ、まだまだ精進の日々は続くと思っています。
そして、63才。
もう少しは顔晴れるとは思いますが、この先をどうするのか?
頼りにして下さるお客さま(単に履き心地のよい靴を求めるだけではなく、愉しい暮らしを一緒におくりたい方)のためにも、この「おさだウイズ店」という「場」が永く続いていって欲しいって思うのです。
名前とかそんなものではなく、そのような活動が出来る「場」としての「お店(会社?)」です。
ウチの息子は農業に進んだので、彼には期待できません(^_^;)
彼には彼の人生があり、夢があり目標があるでしょうからその「道」をしっかり歩いていってくれればいいと思います。
翻って、おさだウイズ店。
お客さまのために、自信を持って大好きな靴を確かな技術とともにお渡しできる。そんな、意思と諸々を引き継いでくれる「ひと」を育てたい!って思っています。
人こそが「事業」のすべてだと思っています。
意中の人はいるのですが、その人のこれからを託してもらえるだけのものがあるのか。
何か、自分の「覚悟」のようなものが問われている、って思うこの頃なんです。
いろんな意味を含めて、「覚悟」って一番大事な、核心にあるものと強く思っています。。。
さあ、どうしようか?
悩んではいません。
ただ、先の道がまだ見えなくて、いろいろなことをしながら、考えて、そして、見つけていきたいですね。
訳の分からない雑文にお付き合いいただきありがとうございます!