残念なお客さん
2013.10.05
小さいお子さまとお越しいただいたママ。
「足のサイズ測ってもらえますか?」ということでしたので、その子の小さい足をしっかり見てさわって計測。
履いてこられた靴は、もういっぱいで小さくなっていました。
で、「ちょうどお嬢ちゃんに合う可愛い靴いくつかありますから、持ってきましょうか」と伺ったところ、「いや、いいです。。。。サイズがわかれば、、、、」
こちら、?????ですね。
足を計測するのは、履かれる人にとってもっとも適した靴型のものを選んだり、形状や肉質や特徴をつかんだりすることの一環なのですが。。。。
「サイズ」だけで靴が選べれば、こんな楽なことはないのです。
そこからが大事で、その人の足にぴったり合って、なおかつ、気持ちよく履いて生活できる靴を選び出したり、微調整をしたりすることって、結構にむずかしいのです(~_~;)
左右差や、どこか問題になりそうな箇所はないかと、試し履きの間にもいろんなことをチェックしているのです。
まあ、金額のこともあるでしょうから、サイズだけ測ってネットで購入、、、、
のようなことを考えるのも、わからないことはないのですが、、、、、、、、、
でも、それってホント勿体ないことだと思います。
詳しい知識も経験もない、云ってみればごくごく素人のママさんが、我々でもむずかしい子供靴を、金額の多寡だけで探すのって無謀だなぁって思うのです。
こういう「残念な」お客さんが、この頃ちょいちょいおいでになります。
詳しく説明して実際にお履き試ししていただければ、わかっていただけると思うのですが、このような方々って、サイズだけ聞いてすっと帰って行かれるのです。
残念なことです。
が、仕方ないですね。縁がないんでしょうね。