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目に見えないものを売る

2015.07.04

昨日はお越しいただいたお客さまは少なかったのですが、とても中身の濃い商いと云うか、すてきな時間を過ごすことが出来ました。

お越しいただきお求めいただいたお客さまとゆっくりお茶などしながら、お話をすることが出来ました。

うれしい愉しい時間でした。

こんな言い方は変かも知れませんが、おさだウイズ店にお越しくださる方々は、ある意味、世の中とは少し違った感性をお持ちの方々が多いようです。

欧州からの手造り商品とも云うべき本物の靴たち。

ここ三日ほど連チャンでご紹介している靴たちもそうですが、造りがよくって履きよいものであれば、やはりお値段的には結構します。

 

世間相場からすれば、「安いもの」ではありません。

でも、それらを履くことによって得られる「安心感」とか「充実感」「仕合わせ感」などなど。

モノによるものなんだけれど、モノだけではない。

すてきな「コト」感って云ったらよいのか、そんなものをお求めになられている。

そんな感じをお話を伺っていて、じわぁ~っと感じました。

ゆったりとお話していると、うれしい「感謝」のお言葉をいくつか頂戴しました。

ありがとうございます!!

 

良いものだけれど、ちょっとお値段はする。

でも、そんなものを見極めていただいて、仕合わせな感じになっていただく。

そこから感じられたお話をなさってくださるお客さま方。

お話していて、同じような感性をお持ちなんだなぁって云う、そんなうれしさを感じた時間でした。

 

そんなお話をしているさなかに、ふらっとお立寄りいただいた、初めての方。

やまだが「当店ではお客さまのご要望(履かれるご用途)などを伺いながら、きちんとおみ足を計らせていただき、それから最適と思われる靴をお持ちいたします。どうぞ、よろしかったらご相談くださいね(*^_^*)」と申し上げます。

そうすると、「ええっ、そんな面倒なことをするの?」みたいな表情が見て取れます。

一通り店内を見て、なにも訊かれることなく出て行かれます。

まあ、そんなものでしょうか。。。。。

通じなかったんですね(^_^;)

先ずは、実際に足を入れて履いてみなければ、その真価って云うか本質(えらい硬い表現ですね(^_^;))は分からないのですが。。。。

 

おさだウイズ店では、決してご無理におすすめすることはしないし、ずーっと来られているお客さま方は、そのことをよ~く理解されておられます。

何でしょうかね~

「上から目線」って取られる方もお出でのようですが、決してそうではなくって、その方の「気持ちよさ」に寄り添いたいと思っているだけなのです。

でも、これまでの世間一般的な「接客」に慣れている方々には、違和感が強いようです。

こちらからも寄り添うようにしていますが、その辺りの感性が違っていると、なかなか先へは進めないようです。

よくお越しくださるお客さまの笑顔と、なにかわからないような疑念のような表情と、相反する二つの反応を垣間見た瞬間でした。

ご自分が「靴難民」って思われていない方々へのアプローチ。

どうしたものでしょうか??

努力はしますが、”愉しくない接客ならやらないよ”って変人の店ですから、やっぱりギャップは大きいのかなぁ~~~

ウチをご指導いただいている先生は「ホスピタリティ」をもって親切丁寧にって言われていますが。。。(汗)

そんなことを感じた、横丁の靴やのひとり言でした。

これからも精進いたします。

長文お読みいただき、ありがとうございました!!

 

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