おさだ靴って
昨日は台風マーリーの影響で、刈谷は降りしきる雨でした。
お客さまはお越しにはならないだろうなと思い、このところのハードワークで疲れ気味の山田さんと靑木さんには休みを取ってもらいました。
お店で経理事務や普段やれないことをできればいいかなって出たのですが、ありがたいことに何人ものお客さまにお越しいただきました。
皆さん、「今日は暇そうだから、行ってみようか」と温かい心で来てくださいました。
そんなこんなで、店内では女子会が始まったり。
そして、ある方が言われたのにピンと感じるものがありました。
それは、
当店で以前扱っていたフットウェア(欧州製で数年前に社長さんの判断で廃業してしまった、とてももったいない靴だったのですが)が、名古屋市内のあるデパートの店内でたくさん売られていたとのお話。
その工場へ出かけたときの写真。なくなってしまって残念至極です。
変ですねぇ。。。。
おさだウイズ店ではとうの昔にすべて売り切ってしまった靴が、数多く並んでいたとのことなんです。
そして、それらはその方によると、当店で扱っていたものとはかなり違う、あまり履き心地もよくないし自分にはあまり関心がないものばかりだった、とのこと。
そして、仮に気に入ったものがあったとしても「私のサイズはないし、、、」と苦笑い。
そのデパートさんのお店では、いわゆるまん中サイズしか置いてないし、、、、、って。
そして、言われたのは
「私たち『おさだ靴』を買っているんで、ただ同じブランドのものが置いてあっても全然興味も湧かなかった。」
「そこでも扱っている靴を履いていたので、『いつもありがとうございます』って言われたけど、変だよねぇ。。そこで購入したのではないのに、マニュアル的接客」と。
そう、ピンときたのは「おさだ靴」って文言。
そうなんです。同じブランド靴なんですが、違う!!のですね。
なにを選ぶのか。
どのサイズまで扱うのか。
どなたにお買い求めいただくのか。
そして、お顔の見えるお客さまに寄り添って商いをしているのか。
その辺りがすべて一瞬で理解できるお言葉だったって思ったのです。
お客さまは、おさだウイズ店の行っていることをきちんと観てご理解いただいていたんだと、とてもうれしくなりました。
そんなお客さま方のためにも、これからからもがんばっていこうと仕合わせなエネルギーをメッチャもらいました。
Kさま、ありがとうございました。