映画の話「マネーモンスター」を観てきました
2016.06.15
昨日、話題の映画を観てきました。「マネーモンスター」です(*^_^*)。
予告編を何度も観ていて、これはって思っていました。
ジョディ・フォスターの監督としての映画です。本人は出ていません。
ウォール・ストリートを舞台にした金融詐欺(ネタバレになっちゃいますかな)に端を発した、テレビスタジオジャックを生放送のなかで経緯と裏を追うと云う筋立てのものです。
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの共演はなかなかにすごかったのと、テンポよく展開していくさまはまさにでした。
ストーリーは割と単純なものでした。でも、面白かったですよ。
金融工学のプログラムのミスかと思われていたものが、実は違っていた。
最新デジタル技術を欺いて悪用する人間の際限のない欲深さはしっかり見て取れました。
ちょうどその日、アップルが今度のiPhoneにAI(シリの強化版)を搭載するニュースが発表されたばかりで、ちょっと噛んでるなぁって思いもしました。
IoTなど、社会の急激な変化の中、頭のいい奴らがこんなことを考えるのかと思うと、ゾッとするところです。
ずるがしこい奴らに搾取されている大衆の怒りみたいなものを描きたかったと思うのですが、もう一歩踏み込んでもらえるとよかった、かななんて思っちゃいました。横丁の靴や的には。。。
ロールエンドに書くのではなく、本編の中でもっとふくらませてくれると、もっと深い作品になっただろうなって思います。
でも、「お金」というものを考えさせる副主題は、充分に伝わりましたが。
さあ、次回は「64」の後編でしょうか(*^_^*)
横丁の靴やの映画報告でした。
※一日おいて、加筆修正しました。