進化するデジタルシステムと身体の感じる心地よさ
昨日は定休日でしたが、お店にて、当店の大事な仕組みである「KIZUNAメール」について、製作者のEさんといろいろ相談していました。
自分で言うのも変ですが、当店の「ワック♪てっくカード」と「KIZUNAメール」の連携は、素晴らしいものだと思っています。
小さな商店にしては、かなり先を行っているなんて云われますが、小さなお店ほど、便利なものを導入して、省ける手間は省いて、お客さまとの応対に全力をかけられるようにすべきだと 思っています。
今後、ますます使いやすくなって、お客さまとの「絆」を深められるようになればうれしい!ですし、その分、お越しいただいたお客さまに寄り添った靴選びのお手伝いが出来れば最高です。
それから、これはあまり関係ない話ではありますが、明日には、アップルの「iOS5」がリリースされ、ますますiPhoneやiPadなどの使い勝手がよくなるようです。
そのバックボーンは「クラウド」
お聞きになられた方も多いと思いますが、ネット上のサーバに、ソフトやアプリ、そしてデータなどを置いて、端末自体はそれの操作で、いろんなコンテンツをたのしんだり、仕事に活かしたりできるようになるものですね。
このような、デジタルディバイス関連の進化はとても速く、横丁の靴やなどは、なかなかついていけません (^_^;) が、このような進化が生活に大きな変化をもたらすようになってくるとは推察できます。
それで、昨日ず~~っと考えていたのですが、靴やさんってどうなるんだろう???って。。
例えば、アメリカにザッポスという通販型の靴屋さんがあり、すごいシステムで便利なんです。
でも、本当に履き心地の良い「フットウェア」は、やはり通販などではなかなかに難しいと思うのです。
たしかに、ザッポスなどは送料無料で何度でも返品可能です。
ですから、欲しいと思われる靴を何度も取り寄せ、ためし履きをしてみて、合わなければ返せばいいわけです。
お客さまから見ると、すばらしいシステムなのですが、いくつか大きな問題があるように思います。
その中でも大事なのが、正しい「フィッティング」。
当店でもそうですが、新しいお客さまがお越しになったとき、合っていない靴を履かれている確率がとても高いのです。
そりゃそうですよね。
言い方悪いですが、「まったく普通」の方が、どのような靴なら、どのようにフィットしていれば長い時間快適なのかは分かり難いのではないかと思います。
そのために、手間どものような「シューフィッター」がいるわけです。
マスターシューフィッターである私でも、未だに「靴ってむずかしい商品」だなぁと思っています。
適当で「こんなものでいいのよ」ってお客さまは、それでもいいのかもしれませんが(それでももったいないって思います)、どうせ、お金を出して購入し、快適に履いて人生を愉しみたいのなら、やっぱり当店や信頼できる各地の靴屋さんに足を運んだ方がいいのではないだろうか、という結論に達しました。
皆さまはどう思われますか?