やり残したことはありませんか?
私たちって、何かしらの役目(って云うか世の中のお役にたつこと)を持って生まれてきているのだと思っています。
あっ、ごめんなさい。のっけから、ちょっとシリアスな書き方をしてしまって。。。
実は、昨日こころに残る映画を観てきました。
「あん」 という映画です。
こんなストーリーです。
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縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。
ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。
徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。
しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく…
(映画の公式サイトより転載)
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樹木希林さん、ホントいい味出してたなぁ。。
徳江さんは、ハンセン病患者(もう治っていますが)だったのです。
世間の心ない噂で、身を引く徳江さん。
劇中でのセリフに「やり残したことはありませんか?」があります。
この世の中に生まれてきた意味、愉しさ、哀しみ。
それらを乗り越えてひたむきに生きる「意味」みたいなものをじわ~っと問われた感じでした。
人って、その人その人に持って生まれた「意味」を問い続けながら生きていくのでしょうね。
主人公の徳江さんが炊いている小豆に語りかけるシーンもホント勉強になりました。
永瀬さんの演技も素晴らしかった!
(写真は2枚とも、公式サイトより)
もう一人の過去のあるどら焼き屋の雇われ店長千太郎を演ずる、永瀬正敏さんも素晴らしかった!です。エンドのシーンでのひと言、よかったなぁ。。。
久しぶりに琴線に触れる、こころ洗われる映画でした。
翻って、横丁の靴やの生きている「意味」ってなんだろうか?って帰りながら自問しました。
やはり、この頃特に思いが強くなっているのは、口幅ったいですが、「靴難民」の方々の救済(偉そうに言ってすみません)かなぁと。。
そんなに大したことが出来るわけではありませんが、多少でも靴や足のことで”知らなくって”困られている方々のお役にたつことが出来れば、仕合わせだなぁって思っているのです。
まあ、云ってみれば「靴バカ」ってことでしょうか(^^;)
そんな想いと云うか波長にピンときた映画でした。
いやぁ、やっぱり「映画」っていいなぁって思った横丁の靴やでした。
ああ、そうそう。ここからお知らせです(^^;)
おさだウイズ店では、今日から「ハッピー【4】days」って云う、おたのしみの催しをします。
お時間ございましたら、ぜひぜひ遊びにおいでになってみてくださいね。