気になること(妄想です)
今朝の日経新聞一面に気になることが二つほど載っていました。
一つ目。
「中国、車工場2500万台分過剰」の記事の中で、「景気減速で販売は鈍っているがシェア低下を恐れるメーカーは能力増産を止められず、値引き競争を招く悪循環に」の部分。
そうなんですよね。
これは、中国に限ったことではなく現代の世の中で始終起きていることですね。
”自分のところだけは生き残る!”みたいにして突っ走ると、全体調和の中でどんどん衰退していく、と思うのです。
これは、地元刈谷・豊田の車産業でも同じなようで、以前その業界(会社)のちょっとエライ人にお聞きしたら、「そりゃ建前だが、自分のところが手を緩めたら、たちまちシェアが落ちてしまう、、、」みたいなことを云われました。
ナンカ、違和感を感じたのですね。
「智恵」の創造がないような。。。。。
ゴメンナサイm(_ _)m
惚けものの横丁の靴やが偉そうに言うことではないのですが、”違うみち”もあるように思ったものでした。
オンリーワンって云うか、尖っているって云うか。
他には真似の出来ないところを追求していく、という姿勢が欲しいのではと。
二つ目。
”コンシューマX” って云う、特集コラムの中で、若い方々の「即席」消費について書かれていました。
スマホをいじって、SNSの友人のおすすめをチェックしたり、LINEで表示されるところですぐに食事したり。。。。
結婚式もそんなの選んだり、、、、、
どうも、自分で考えて探して研究して動く、ということのないインスタント(消費)行動が生まれている。
別に否定しているわけではないですが、なんか深みがないなぁって思うのです。
ちょっと、つまんないと。
本当に美味しくて自信のあるところは、LINEなどにお金を払って載せてもらってない、と思うのです。
そういう浮動客目当てのところは、これで「いやぁ、たくさんのお客さまにお越しいただいています」って言うのだろうな。。。
あと、この記事とは違うのですが、昔(今でもか?)、一度何かで紹介されると、とにかく一度は行って、「行ってきたよ」って言いたいお客さまが増えているみたいなものがありました(あります、か?)。
そのような浮動客の方たちは、ともかく行ってみたいので、すぐ予約だけしながら直前になってのキャンセルも多いのだと。
そうすると、本当にそこを愉しみたい本来のお客さまを逃がしてしまうようになってしまい、迷惑を被っている云々。。。。
何か考えさせられますね。
もっとじっくり考え、地道に精進を重ね、智恵とやさしさと強さを兼ね備えた企業群がもっと増えてもいいのではないかと思うのです。
当店、快足楽歩カンパニー おさだウイズ店は小さいながらも、そんなふうになりたいと考えています。
偉そうな言い方でごめんなさい。
でも、せっかくある素晴らしいリソースを浪費してしまうのは、実にもったいない!と思いながら記事を読んでいました。